訪問看護師が知っておきたい訪問先でトイレが見つからないときの対応法 🚗

訪問看護の仕事は、病院勤務とは違い、利用者さんのご自宅を回るために移動が多くなります。
その中で意外と困るのが「トイレ問題」です。病院のように職員専用のトイレがあるわけではなく、訪問先でお借りすることは衛生面や気兼ねから避けるケースがほとんどです。
今回は、訪問看護師が安心して業務を続けられるよう、訪問先でトイレが見つからないときの対応についてお話しします。

なぜ訪問先でトイレを借りにくいのか 🚫

利用者さんやご家族のプライベートな空間である自宅で、訪問者がトイレを借りることは、相手に負担を感じさせる場合があります。
また、衛生面での配慮や、感染予防の観点からも、訪問中の使用を控える方針の事業所は少なくありません。

事前の準備が安心につながる 🗺️

トイレ問題を避けるためには、訪問ルートを決める段階で、近隣のコンビニやスーパー、公共施設などのトイレ場所を把握しておくことが大切です。
地図アプリで「トイレ」と検索すれば候補が表示されますし、訪問エリアをよく知る先輩スタッフに聞くのも良い方法です。

スケジュールに余裕を持たせる ⏰

訪問と訪問の間に余裕を持たせることで、移動の途中にトイレ休憩を入れられます。
特に午前中から午後にかけて連続訪問になる場合は、お昼休憩前に必ず行くよう意識しましょう。
「あと1件終わってから…」と思っていると、体力的にも精神的にも負担になってしまいます。

緊急時のための保険も考える 💡

長距離移動やトイレが見つかりにくい地域では、携帯用の簡易トイレを車に常備しておくのも一つの方法です。
実際に使用する場面は少ないですが、「もしもの安心感」があるだけで気持ちに余裕が生まれます。

快適に訪問を続けるために

訪問看護では、体力と集中力を長時間保つことが必要です。
そのためにも、トイレ問題は軽視せず、日々のルートや時間管理の中でしっかり対策を立てておきましょう。
安心して業務を続けられる環境を自分で整えることが、利用者さんへの良いケアにもつながります。

参考URL：訪問看護師が直面するよくあるトラブル3選とその解決法